バナースタンドは取り扱っているメーカーにより、さまざまな価格帯があります。安いものですと、5000円ほどで手に入れられるでしょう。
オーソドックスなバナースタンドは、後ろから見た骨の形状から、アルファベットの文字が付いているものが多いです。その中でも多いのは、I字タイプと呼ばれるもので、シートの上下に骨があり、それを真ん中の支柱で固定します。そのI字タイプに近いのはT字タイプで、下部が骨ではなく重りになっているので、安定性が高いです。そして、骨組みがX字になっているタイプもあり、シートをハトメで固定するため、頻繁にシートを交換する場合に適しています。
バナースタンドを使用する際には、使用する場所まで持って行って組み立てなければなりません。その持ち運びと組み立ての作業が簡単なのは、ロールアップタイプと呼ばれるものです。土台となる部分にシートが収納できるようになっていて、使用しない時にはとてもコンパクトにまとめられます。組み立てには支柱が必要ですが、その支柱も折り畳んで、持ち運びが容易になっているものがほとんどです。そして、使用する際にはシートを引き出し、支柱を差し込むだけの単純な作業で済みます。
バナースタンドには、縦横共に数メートルあるような巨大なタイプもあります。とても目立つのが特徴で、何らかの背景としても活用できます。設置するためには十分なスペースが必要で、コストも高いですが、他のタイプには出せない存在感があります。